一年ぶりに再会したエリザベスは、
きれいな目をしていた。
瞳の色は、エメラルドグリーン
良いことも、悪いことも、
全てを受け入れてきた 強くて優しい瞳・・・。
「そのピアス、アメリカの物ですね、ナバホ族の物」
二階のギャラリーにお茶を運ぶ私を見て、彼女は小声でそういった。
今朝、無意識につけたビーズのピアスは
確かにインディアンの物だと聞いている。
偶然は、必然。
あなたに会える事を、とても楽しみにしていたのですよ・・・
コロラド州はロッキー山脈に住んでいるエリザベス
操ちゃんのタンカを見るために、この場所まで。
待ちわびた再会はあっという間に過ぎてゆき・・・
次は、いつ会えるだろう。
近いうちに、山においでと誘われた。
アメリカにはなかなか行くチャンスがないと思っていたけれど、
エリザベスが住んでいるロッキーマウンテンに
いつか行ってみたい。
「エリザベス」という名のチーズケーキはエリザベスをイメージしたもの。
エリザベスが「エリザベス」を食べる図
写真が苦手な彼女の横顔だけでも・・・。
今朝 もうひとつ嬉しいことが・・・、
枯れていると思っていたアネモネ、
少し前に葉っぱがニョキニョキ・・・
小さくて、弱々しいけれど、
一年振りに きれいな花を咲かせた。
あなたもエリザベスに会いたかったのね、