ころもがえ

 

ほんの少しだけ・・

祖母は、
竹久夢二が描く女性に
似ているところがありました
病弱だったことも理由のひとつなのかな、、

うりざね顔で色白の祖母は着物が良く似合い
普段着にさらっと着物を着ている様な人でした。

そんな祖母のDNAなのか?
私も着物が大好きなんですが・・・

若い頃は、
茶道を習っていたこともあって
着物を着る機会が良くありました。
祖母から譲られた着物も沢山あるというのに・・・
この数十年は?
仕事に追われて残念なことになっています。

そして、
とうとう今年も6月1日がやってきました。
着物の世界も袷から単衣に変わる節目の日ですね、
単衣や絽の着物は一層着る機会がなく・・・

おばあちゃんの孫として、、
こんなことしてたらあかんな、、、と

 

 

003

 

 

実は・・・
中学の頃から高二の夏まで?
友禅染の職人さんになりたいと思っていました。
それで京都の工芸大学に行きたいと・・・

高二の夏休み夏期講習を受けるため
近鉄電車で京都駅まで・・・
そしてそして、、、
大きな画版を持った私は前が見えず
ありえないほど広がった
電車とホームとの間に片足を突っ込み・・・
(・・・その後はだいたいお察しかと思いますが)

その瞬間

「染色、、向いてないかも」と悟った次第・・・

ホームに足を突っ込んでいなければ
クリアンはなかったかもしれないなぁ・・・と(笑)

 

おばあちゃん、
今年の秋はぜったい着物きますからね・・・