セブンシスターズ

 

話はいきなり
パリから離れるのですが・・笑

 

展示会が終わった後、
旅慣れたメンバーの粋な提案で
急遽ロンドン郊外の、
セブンシスターズまで
旅することになったのでした・・・。

 

 

ドラマチックな空と雲
日本の空とは色が少し違いますね。
湿度の問題でしょうか?
体もふわっと、浮く感じ?

 

60’モッズな映画
「さらば青春の光」で舞台になった場所
(スティングのスクリーンデビュー作らしい)

 

海風が作り出した
植物の造形が素晴らしく美しかった。

picは全く修正していない自然の色なんですよ、
自然にできたスワッグ?のサイズは
優に2mは超えており・・
アンドリュー・ワイエスの絵の様でした。

本当に素敵だったから
「連れて帰りたい」と呟いてみたけど・・

またいつか会いに行きます。

 

 

つづく。

終わりなき旅、

 

一昨日パリから帰国、

翌日からお店に出ているので
パリが夢だったのか
お店で仕事をしているのが夢なのか・・。

 

 



今回 私の展示は特別に作っていただいた
桐の箱に入れたフールセックとデゥミセックが中心でした。

 

数ヶ月前 偶然クリアンにいらしてくださったDUPAS夫妻
そして ご友人のM様
パリでの再会が現実となりました。

韓国から友情出演してくださった茶道家のアンさんが
お薄を点ててくださいました。
夢の様な時間でした。

 

パリジェンヌとパリジャンのお二人。
日本びいきのお二人は
期間中何度もギャラリーにいらしてくださいました。
お菓子もお買い上げいただき・・感激でした。

 

ギャラリーの入り口
すぐそこにセーヌ川が流れており
ポンデザールやポンヌフやエッフェル塔が見えます。

パリの中心にギャラリーがあり、
そのすぐ隣にアパルトマンをお借りしたので
朝と夜のパリを満喫できたのでございます・・・。笑

 

 


相変わらず画像が少なく
ましてや自撮りなどするわけもなく・・。
オープニングレセプションにいらしてくださった
お客様が知らぬ間に撮影してくださった
唯一残った自分の画像。笑

記念なので
ま、いいかな?
で、ちょこっとだけ。笑

 

つづく。。

 

 

旅する茶箱

 

3ヶ月位前、
グループでご来店くださったお客様の中に
フランス人らしき初老の男性がいました。

直感で、パリからいらしたとわかりました。

ちょうどその頃の私はスランプ状態に突入しており
何をしても全く良い案が浮かんでこず
数ヶ月後にパリで展示会を開くことが
とてもプレッシャーになり始めていた頃で・・。

自分の感覚に全く自信が持てず心細くて仕方がない、
なんでもいいから
その方達と少しお話がしたかったんですね。

そうはいっても、
お茶を楽しんでくださっている4人のテーブルに
ドシドシ割り込んで行くわけにもいかず、
なんとなくふわっと、あわよくばな感じで(笑)
最後のオーダーの品をお持ちしたのでした。

すると・・その中の東洋人らしき女性が
私の洋服の色が好きだと話しかけてくださり
念願叶って彼らとパリの話を少しだけ。

ちょうど20年前、
縁があってパリで洋菓子の勉強をした事など・・
昔の話も少しだけ。

「パティシエと言うとね、サダハル・アオキを思い出すの
彼は独身の頃ずっとうちの主人のアパルトマンで暮らしていてね・・」

彼女から青木さんの名前がとびだし、びっくり!
20年前私がパリでお世話になったのは
まさしく!サダハル・アオキだったからです。

 

世間は狭い、
そしてそして、みんな繋がっているんですよね。

彼女たちとパリでの再会を約束。
多分一生忘れない出来事が起こった日でした・・。

 

 

 

いつのまにか旅する事が一番の趣味となりました。
休みができると ちょこちょこ旅に出るので
周りの皆さんはなんとなく暗黙の了解的な・・笑

でも、なにか今回は違う?
北のほうにある国が不安定だからもあるのでしょうか?
友達やお客様が顔を見に来たとわざわざ訪ねてきてくれたり
お護りをくださったり。涙。

カフェを目指して頑張っている
ユウ君も手作りベアーを作ってくれました。
小さな声で「Cついてるんです・・」って呟く彼。

言葉足らずな彼には詳しい説明などない。
けど、心を込めて作ってくれたのだろうな〜なんて
またまた勝手に想像、、、そして涙。

 

みなさんの優しさに心がキュンとなりました。
ありがとうございます。

では、クリアン代表してパリ行ってきます!

 

 

 

フールセック・ドゥミセック

 

パリの展示会が近づいています。

お菓子の内容はもちろん、
容器のデザインやタグの色目や紙の質感や紐の素材や・・
この一年、頭の中で練りに練り、考えに考えた集大成が
この数日で全て形になって現れる。

ものすごく怖いけど、、、、、、、、、、
楽しみだ。

 

 

素朴な日本の、
特に自分が暮らしている奈良の食材について色々勉強しました。
山に住む先輩たちにも色んな事を教わりました。

画像は榧の実。
宇陀に住む老夫婦が大切に育ててくれた貴重な実です。
この他、山椒、柚子、落花生、松の実、胡桃に小麦に稲にお茶に・・
厳選した材料がたくさん集まりました。
みなさん、ありがとうございます。

全て焼き菓子に変身させてパリにもっていきます!

 

そして明日は早朝スパルタ英会話の日、
特殊なお菓子の説明ができるよう
気合い入れなおしてがんばろう。