京都駅に着いた途端、
見たことないくらいの厳戒態勢。
「何かあったっけ?」
市バスに乗る頃、やっと思い出した。
「・・そういえば伊勢志摩サミット!」
それくらい世間から遠ざかっていた
幸せで超ハードだった2ヶ月半が
とうとう終わった。
その夜、夢に天国のシェフが現れた。
「家でまってるからね、」って彼が言ったから
早く用事を済ませて家に帰ろうとして
必死で仕事をしたら、
力が入って夢がそこで終わってしまった。
現実も夢も、こんなもんだ。
会いたいと思えば、それを優先して彼のもとに行けばいい。
仕事なんか放っておけばいいのに。
ずっと後悔していることが、
夢の中でまた起こった。
このままのリズムではいけないなと。
自分の体調も崩れてしまうなと、
それはずっと思っていることで・・・
だから今年は
最初から無理だと決めつけず
誘って頂いたものはできるだけ参加しようと思っています。
結局、仕事も兼ねているのだけれど。笑
再会も含め、
何かを一周して、ここからまた一周、
新しいことが始まる予感がする。
こんどの一周は、たぶん人生の中で最後の大きな一周。
集大成。
素敵な人や仕事に出会う機会が
今年はすごく多い気がするし・・。
![IMG_1414](http://patisserie-client.jp/blog/wp-content/uploads/2016/05/IMG_1414-540x720.jpg)
吉田山にある古い茶室で行われた中国茶会
文化程度の高い友人を持つことで
プライベートな会にちゃっかり招待されるという図式ができている。
上手いな、、 自分でもそう思う。(笑)
台湾からいらした簡先生とお弟子さんが
それぞれの茶室で素晴らしい御手前を披露してくださいました。
(お抹茶の場合はプクプクお茶を点てるから「御点前」ですが
お煎茶などは「御手前」なんだそうですよ。勉強になります)
時々ザーっと吹く風とそれに靡く木々の音、
空中を舞う胞子、
鳥の声、
チリチリと沸騰した湯の音、
淹れたての茶の香り、
湯呑の底の残り香・・・
特別で不思議な時間だった。
ゆったりと、それでいて精神を統一しているあの感じ
日本人にはないなぁ。。
昭和の初め?からタイムトリップしたような・・・
素朴で凛とした佇まいの江さん
リラックスとは・・・
ピンと張り詰めた時間があるからこそ
束の間あじわうことのできる感覚なのではないかと・・
彼を見ていてそうおもいました。
こういうカッコイイ人、
日本人でみたことないなぁ・・・
![IMG_1435](http://patisserie-client.jp/blog/wp-content/uploads/2016/05/IMG_1435-720x720.jpg)
台湾。
昔の日本となんか似ている。
全てが懐かしく素敵な一日となりました・・・。
明美ちゃん、ありがとう。