京都駅に着いた途端、
見たことないくらいの厳戒態勢。
「何かあったっけ?」
市バスに乗る頃、やっと思い出した。
「・・そういえば伊勢志摩サミット!」
それくらい世間から遠ざかっていた
幸せで超ハードだった2ヶ月半が
とうとう終わった。
その夜、夢に天国のシェフが現れた。
「家でまってるからね、」って彼が言ったから
早く用事を済ませて家に帰ろうとして
必死で仕事をしたら、
力が入って夢がそこで終わってしまった。
現実も夢も、こんなもんだ。
会いたいと思えば、それを優先して彼のもとに行けばいい。
仕事なんか放っておけばいいのに。
ずっと後悔していることが、
夢の中でまた起こった。
このままのリズムではいけないなと。
自分の体調も崩れてしまうなと、
それはずっと思っていることで・・・
だから今年は
最初から無理だと決めつけず
誘って頂いたものはできるだけ参加しようと思っています。
結局、仕事も兼ねているのだけれど。笑
再会も含め、
何かを一周して、ここからまた一周、
新しいことが始まる予感がする。
こんどの一周は、たぶん人生の中で最後の大きな一周。
集大成。
素敵な人や仕事に出会う機会が
今年はすごく多い気がするし・・。
吉田山にある古い茶室で行われた中国茶会
文化程度の高い友人を持つことで
プライベートな会にちゃっかり招待されるという図式ができている。
上手いな、、 自分でもそう思う。(笑)
台湾からいらした簡先生とお弟子さんが
それぞれの茶室で素晴らしい御手前を披露してくださいました。
(お抹茶の場合はプクプクお茶を点てるから「御点前」ですが
お煎茶などは「御手前」なんだそうですよ。勉強になります)
時々ザーっと吹く風とそれに靡く木々の音、
空中を舞う胞子、
鳥の声、
チリチリと沸騰した湯の音、
淹れたての茶の香り、
湯呑の底の残り香・・・
特別で不思議な時間だった。
ゆったりと、それでいて精神を統一しているあの感じ
日本人にはないなぁ。。
昭和の初め?からタイムトリップしたような・・・
素朴で凛とした佇まいの江さん
リラックスとは・・・
ピンと張り詰めた時間があるからこそ
束の間あじわうことのできる感覚なのではないかと・・
彼を見ていてそうおもいました。
こういうカッコイイ人、
日本人でみたことないなぁ・・・
台湾。
昔の日本となんか似ている。
全てが懐かしく素敵な一日となりました・・・。
明美ちゃん、ありがとう。