神様にサンキュ~♥って、
お礼を言いたくなる様な出会いが、これまでに幾つもあった。
その中でもとびきりのひとり、サラ先生。
一昨日、3年ぶりにサラ先生と出会った。
先生は、サラ・花村のオーナーでフローリスト。
(フローリストとひとことで言ってしまうのは物足りない感じだけれど・・・)
お花の事はもちろん、全てにおいて大尊敬する人生の先輩でもあります。
ノーメイク、シニョンに束ねた髪、ジーンズにスニーカーが定番のスタイル。
真冬に大判のストールをグルグル体に巻きつけて、
窓を全開にしてジープを運転している様な人で、
私には到底真似のできない、自然と湧き出るかっこよさがあった。
奈良とニューヨークに教室を持っていた先生は、
アメリカと日本を行ったり来たりしていました。
そして、使命感に駆られるように、
地球に存在する絶滅寸前の植物をフィルムに残し続けていました。
慈悲の心と反骨精神の混在。
70歳を迎え、撮影だけに集中したいと、3年前にお店をクローズ。
(hpもなくなりました)
とても残念でしたが、先生の次のステップなのだと無理やり納得。
3年ぶりに会った先生はいつもと変わらず工房でお仕事をされていました。
10月9日~阪急デパートの8つウインドウディスプレイを先生が手掛ける事になったそうで、
エネルギーと才能の塊だなぁ・・・と。
気づけば夕方。
エントランスまでゆっくりとお話をしながら見送ってくださいました。
先生は写真が苦手。
脳裏に先生の姿は焼きついているけれど、
後ろ姿でいいから一枚だけ残しておきたかった。
思い切って、「先生の写真がほしいです」と言うと、
「こんなこと、めったにしないのよ。」と、前を向いてくれた。
「この仕事が終われば、ハーレーダビッドソンに乗ってあなたのお店に必ず行くから」
先生らしいメッセージです。
先生からいただいたもうひとつのメッセージは、
心の中で一生大切に閉まっておきますね。
ありがとうございました。。。