遊戯 

 

京都駅に着いた途端、

見たことないくらいの厳戒態勢。
「何かあったっけ?」

市バスに乗る頃、やっと思い出した。
「・・そういえば伊勢志摩サミット!」

それくらい世間から遠ざかっていた
幸せで超ハードだった2ヶ月半が
とうとう終わった。

 

その夜、夢に天国のシェフが現れた。
「家でまってるからね、」って彼が言ったから
早く用事を済ませて家に帰ろうとして
必死で仕事をしたら、
力が入って夢がそこで終わってしまった。

現実も夢も、こんなもんだ。
会いたいと思えば、それを優先して彼のもとに行けばいい。
仕事なんか放っておけばいいのに。

ずっと後悔していることが、
夢の中でまた起こった。

このままのリズムではいけないなと。
自分の体調も崩れてしまうなと、
それはずっと思っていることで・・・

だから今年は
最初から無理だと決めつけず
誘って頂いたものはできるだけ参加しようと思っています。
結局、仕事も兼ねているのだけれど。笑

再会も含め、
何かを一周して、ここからまた一周、
新しいことが始まる予感がする。
こんどの一周は、たぶん人生の中で最後の大きな一周。
集大成。

素敵な人や仕事に出会う機会が
今年はすごく多い気がするし・・。

 

IMG_1414

 

吉田山にある古い茶室で行われた中国茶会
文化程度の高い友人を持つことで
プライベートな会にちゃっかり招待されるという図式ができている。
上手いな、、 自分でもそう思う。(笑)

台湾からいらした簡先生とお弟子さんが
それぞれの茶室で素晴らしい御手前を披露してくださいました。
(お抹茶の場合はプクプクお茶を点てるから「御点前」ですが
お煎茶などは「御手前」なんだそうですよ。勉強になります)

時々ザーっと吹く風とそれに靡く木々の音、
空中を舞う胞子、
鳥の声、
チリチリと沸騰した湯の音、
淹れたての茶の香り、
湯呑の底の残り香・・・

特別で不思議な時間だった。

ゆったりと、それでいて精神を統一しているあの感じ
日本人にはないなぁ。。

 

昭和の初め?からタイムトリップしたような・・・
素朴で凛とした佇まいの江さん

リラックスとは・・・
ピンと張り詰めた時間があるからこそ
束の間あじわうことのできる感覚なのではないかと・・

彼を見ていてそうおもいました。

こういうカッコイイ人、
日本人でみたことないなぁ・・・

 

 

IMG_1435

 

台湾。
昔の日本となんか似ている。

全てが懐かしく素敵な一日となりました・・・。

 

明美ちゃん、ありがとう。