スマホと老眼

 

老眼がまた進んだみたい。

年齢のせいもあるだろうけど、
スマホ、イジらなければ
事態はもう少し緩やかに訪れた気がする。

自業自得だな。

けど、

代わりに
遠くのものが凄く良く見える。

それは、昔からか、

おまけに
真ん中の目?で色々見える(笑)

それも、昔からだ?

 

先日、
ボランティアやってた頃の後輩に

「字、大きくありません?」って、

スマホの文字の、
あまりの大きさに爆笑された。。。

字、大きかったらあかんのか(!)
ゆうても、そんなに違わん年齢差

オマエもそのうち笑い事と違うからな、、、

心でつぶやいておいた・・。

きょうび、便利すぎて色々不便なことが多すぎる。

そんなことを言いながら
パソコンに向かっている私、

視力が回復するハズないな。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

パソコンの文字拡大、、、

ぞっとする思い出がある。

余命宣告を受けていた主人の
一応正常な臓器の検査結果を医師に説明された時のこと。

車椅子の彼と一緒に診察室に入っていくと
机の上のパソコンの画面が患者の方を向いたままになっており
大きく拡大した文字の最悪な結果を
医者はその場で確認し始めたのだ。

当然、その結果は彼の目にも飛び込んでくる。

脳は正常なのだから、配慮が必要だと思わないのだろうか。

咄嗟に避けようとしたけど、
車椅子の彼をどうする事もできず

彼に知らせていない病状が
その場で全て彼に伝わってしまった。

 

張り詰めていた糸が、
ピンと、切れた気がした。

ショックで、しばらく息ができなくなった。

病室に彼を残しすぐに抗議をしたけれど、
みんなまるで他人事。
多分、私の怒りはその医者に伝わっていないと思う。

末期患者に人権は無いのか!!!

クレイジーな医者の頭と心、多分スカッスカでしょ
人の病気みてる場合じゃないですよ

「いつか同じ思いをすればいい、、、」

心が荒んでいた私は、そんなこと思いまいたが。

自分のことが大体わかっていた彼は
それについて何も語ることはありませんでした。

寡黙だった彼の、いいとこで、わるいとこ・・。

 

気づけば7月も後半にさしかかり
そろそろお盆。

病気など無縁の、
元気で穏やかな彼にまた会えます・・

 

 

画像は、スロベニア
湖を見渡すためのフォーゲル展望台。

アルプスと山の雪解け水でできた湖を見ていると
心が元気になる。

視力も一瞬だけ良くなったきがする・・・。

 

つづく。。