リッキー・りー・ジョーンズ、
FMから流れる彼女の歌声を初めて聞いたのは16歳の夏の終わりだった。
甘く切ない歌声は、夏の終わりに良く似合うと思った。
草の匂い、虫の声、空の色、雲の形・・・
みんな少しずつ、確実に秋に近づいていく。
何となく淋しい季節の始まりに、彼女の歌声はとても良く似合う。
最近は夏と秋の間が無くなってしまった気がするから、
そのうち、晩夏って何?って聞かれるかも知れないな。
あすはお休み、
窓を開け、月を眺めながら、
懐かしい彼女のナンバーを聴くことにしよう・・。