愛しのパンダ

 

「いらっしゃ~い」

 

011

 

って、

文枝師匠とちがいますよ~

超ーー久しぶり!
モデナのTさんご来店!
やっぱし、イタ車売ってはるだけありますよね~
カウンターでカッフェマッキャートをグィっと一杯。
イタリアだと値段半額なんですけど・・・
立って飲んでも座っても、同じ値段ってことで、よろしくね。

そろそろ四半世紀のお付き合い?(笑)
彼は和歌山にある車屋さんの名バイヤーさんなんです。

高校の頃、いつか大人になったなら
パンダやチンクエチェント、アウトビアンキに乗りたいと
ずっと焦がれていたもので
お店の前を通る度ドキドキ・・・
このお店、親戚のすぐ傍にあったものだから、
イヤでも目に入ってくるし・・・笑

当然、現実になるなんて思ってもいなかったんですが・・・

ある日 ベージュ色したパンダに目が釘付け!
当時、入社2年目?のTさんを親戚よって口説き落として(笑)
(終いには母に「あなた男の子でしょ、、」などと脅されて)
展示品のパンダを安く購入!
左ハンドルのマニュアルというハードルも乗り越えて
12年間大したトラブルもなくお付き合いを・・・。

12年経ったある日、ギアチェンジすると・・・
ビョ~ンと、コントロール不能になってしまった。
車体の下からカラカラカラと金属のパイプの音がして?
・・・その後レッカー移動、泣く泣くお別れを・・・
まぁ、よく頑張ってくれたと思います。

これを「当たり」と言わんといてくださいね、、
イタリアじゃ、イタ車だらけなんですから
思ってるほど壊れませんよね、、
今でもパンダ君のこと思い出すとキュンとするんです。。

で、Tさん
「私あと10年は車のりかえませんから・・・笑」

こんな時はやはり、
あのギャグ?

「オヨヨ~!」

ですかね・・・