旅する茶箱展(完結編)

 

「あなたそれで、展示会はどうだったの?」

きのう仕事の帰りに先輩のお店に立ち寄ったら
玄関先でいきなり、、、笑

そうなんですよね、
パリで展示会を終えたあと
つかの間のロンドン周遊。。。
帰国直後、空港から家族に電話すると
「昨夜、家族Aが入院した」と言うではないか!
そしてその後、
別々に暮らしているBとCも入院してしまい・・・
(感染病でも食当たりでもございません故、)

なにもこのタイミングでなくてもいいのではないのか。
入院する時期も同じだなんて
うちの実家くらいですよね。

方角が悪かったのかと思い悩んだ数日間でしたが
最初の1名は無事復帰!
今日もバリバリ仕事をこなしておりますし
後の2名も回復の兆し見えてきた感じ。

そんなこんなで帰国後ずっと
仕事と病院通いの毎日でしたのよ、先輩。

 

で、展示会でしたよね、
あらためて今思い起こすと・・・
素敵だったんですよね〜。

約1年かけて考えたお菓子が
ギャラリーに並んだ風景は感無量でした(涙)
ギャラリーのオーナーさんがうちのお菓子を見て
新しく出来たパリの日本文化会館に置いてはどうか?とお誘いくださり・・。

うちは小さな工房でお菓子を焼いているので
そんなキャパではもちろんないし。
ものすごく残念でしたが
ものすごく嬉しいお話でした。
帰って速攻この話をシェフの仏壇に報告、
報告しなくても、彼もう知ってたと思いますが。

 

今回の展示会は「ROCCA・六香」という
4人のユニットで構成された茶箱を中心とした
茶箱に纏わる作品がコンセプトとしてありました。
私以外のメンバーは、
それぞれ本を出したり
NHKの教育番組なんかにも出てくるような
優れた方々です。

重いカメラを提げて行ったのに・・
カード忘れたんですよ、SDカード☝︎
ありえないですよね、、、
ホント、自分で自分がわからない。

で、スマホでシャシャっと撮った
今回は(私以外の)作家さんの作品を数枚。。。

 

 

 

 

 

韓国からイベントのお手伝いにいらしてくれた友人含め
アパルトマンでの5人の共同生活は一生もんです。

パリのど真ん中にあるアパルトマンの4階の寝室から見える風景は
土も木もない、以外にも殺風景な石の中庭だけで・・。
きっと昔は素敵な中庭だったのでしょうけれど。

毎朝、屋上に生えた植物がユラユラ揺れるのを見ながら
心を落ち着かせた日々・・・
生活の中に緑は必要だと、しみじみ。

 

「旅する茶箱展」
素敵な展示会でした。