季節はずれのコロンビエ

チェチとバレがいなくなった。

日にちを数えてみるとぴったり10日間。
その間ずっとお店の傍から離れることはなかった。

どんなに近寄っても逃げようとしない不思議な山鳩。
やっぱり天国の祖父母だったのかなぁと、何度も考えてしまった。
10日間だけの約束で姿を変えて現れたとか・・・。
もしや、、、天国のシェフだったりして。
ってことは、パートナー見つけたってこと~!
ま、幸せにしているのならいいかな。(笑)

027

バレリアーノ
これ、望遠じゃないんですよ。
私の頭のすぐ上の枝にのっかっているんです。

何日か経つとチェチリアがいなくなる。
去年もそうだった。
チェチはどこかで卵を温めているんでしょうか?
バレは見張り番と餌の調達が仕事の様で・・・。

チェチとバレはとにかくものすごく仲良しだった。
一度だけ、濃厚な(!)キスシーンを見てしまった~‼
あれは餌を分けあいっこしていただけなのかな~?
いや、それにしては濃厚だった!(笑)

010〘 COLOMBIER 〙

コロンビエ
フランスでは白い鳩のことをコロンブといいます。
コロンビエは鳩小屋の意味。
復活祭の少し後、6月に食べるキリスト教の伝統菓子。
ガレット・デ・ロアと同じように
お菓子の中に鳩の形のフェーブを入れて焼きます。
みんなで切り分けた時、
ケーキの中ににフェーブが入っていたら・・・・・・、
その人は一年以内に結婚すると言われているんですよ。

ってことで、
うちのコロンビエはキスしてるコロンブが乗っかっております。

チェチ、バレ、来年も待ってるからね~