Settlement

 

寒いですね〜

秋にやってきた台風だとか
ここにきてずっと気温が低いことが影響して
クリスマス用のイチゴがいつも以上に品薄なんだそうで・・
昨日は大阪のフルーツ業者さんが
「イチゴ1パック2000円になりそうです」と
吐くだけ吐いて帰って行かれ・・・(爆)

厨房に残された私たちは
いつも以上にジトーーーっとなったわけですが。。。

うちの近くにもイチゴ農家さんは沢山あるのですが
毎年クリスマスには全く間に合わず
ハウスで無理やり作ったとても高価なイチゴを
泣く泣く買わざるおえない危機的状況が続いています。

24日になると、そのイチゴの値段がガクッと下がる。
気持ちはわかるけど、悪質にさえ思える。
毎年クリスマスが近づくとイチゴに相当悩まされる。
町のケーキ屋さんは皆頭を抱えていると思いますね。

いっそ、うちはクリスマスケーキをやめるのもアリかなぁ?
クリスマスケーキは大手スーパーとかコンビニで買うのが
当たり前の時代がやってきているしなぁ。。。
なんて、想像してみたり。笑

そもそも、ヨーロッパの人たちは
イチゴと生クリームのデコレーションケーキをそんなに食べない。
フランスから日本にやってきたパティシエは
イチゴと生クリームのケーキばかり作らされ
嫌気がさして帰国したって話もあるくらい(笑)

 

 

とは言え、
イチゴがないと話にならないわけで・・・
うちのお店は山で暮らす男気のあるお兄さんが
どんなになっても大量のイチゴをお届けしますといってくださり。
捨てる神あらば拾う神あり、
人には親切に、真心を持ってお付き合いしていると(笑)
ええことあるんですよね☝︎

イチゴじゃなくてレモンの画像は
一昨日 上北山村から届いた無農薬のレモンなんですが。
今年は9月にパリでの展示会があり
苦しみながらなんとかこなしたのも束の間、
今度は来年2月に東京で開かれる
奈良の食をテーマにしたイベントに出店することとなり・・。
また試行錯誤している最中。。
レモンはそのためのものなんですが。
なんと!同時進行!!
クリスマス前の撮影用サンプル作りで
頭の中がグニュグニュ(笑)

次から次へと・・・
課題が多かった一年。
今回も受けたお話は断れない。
そこから逃げたら
また最初から始めなくてはならない気がする。

辛くても頑張る。

最後にバン!と、決めてしまわねば・・・

女が廃る!!ってもんでしょ?

 

info

しばらくの間こちらのお知らせが先頭になります

 

Patisserie Client ✴︎ Noël 2017

 

 

税抜き価格です

 

 

本日よりクリスマスケーキのご予約始まりました!

ご注文は店頭
またはお電話にて承ります

ブッシュ・ド・ノエル 完売いたしました

 

※シュトレンのご予約も始まりました!

 

旅する茶箱展(完結編)

 

「あなたそれで、展示会はどうだったの?」

きのう仕事の帰りに先輩のお店に立ち寄ったら
玄関先でいきなり、、、笑

そうなんですよね、
パリで展示会を終えたあと
つかの間のロンドン周遊。。。
帰国直後、空港から家族に電話すると
「昨夜、家族Aが入院した」と言うではないか!
そしてその後、
別々に暮らしているBとCも入院してしまい・・・
(感染病でも食当たりでもございません故、)

なにもこのタイミングでなくてもいいのではないのか。
入院する時期も同じだなんて
うちの実家くらいですよね。

方角が悪かったのかと思い悩んだ数日間でしたが
最初の1名は無事復帰!
今日もバリバリ仕事をこなしておりますし
後の2名も回復の兆し見えてきた感じ。

そんなこんなで帰国後ずっと
仕事と病院通いの毎日でしたのよ、先輩。

 

で、展示会でしたよね、
あらためて今思い起こすと・・・
素敵だったんですよね〜。

約1年かけて考えたお菓子が
ギャラリーに並んだ風景は感無量でした(涙)
ギャラリーのオーナーさんがうちのお菓子を見て
新しく出来たパリの日本文化会館に置いてはどうか?とお誘いくださり・・。

うちは小さな工房でお菓子を焼いているので
そんなキャパではもちろんないし。
ものすごく残念でしたが
ものすごく嬉しいお話でした。
帰って速攻この話をシェフの仏壇に報告、
報告しなくても、彼もう知ってたと思いますが。

 

今回の展示会は「ROCCA・六香」という
4人のユニットで構成された茶箱を中心とした
茶箱に纏わる作品がコンセプトとしてありました。
私以外のメンバーは、
それぞれ本を出したり
NHKの教育番組なんかにも出てくるような
優れた方々です。

重いカメラを提げて行ったのに・・
カード忘れたんですよ、SDカード☝︎
ありえないですよね、、、
ホント、自分で自分がわからない。

で、スマホでシャシャっと撮った
今回は(私以外の)作家さんの作品を数枚。。。

 

 

 

 

 

韓国からイベントのお手伝いにいらしてくれた友人含め
アパルトマンでの5人の共同生活は一生もんです。

パリのど真ん中にあるアパルトマンの4階の寝室から見える風景は
土も木もない、以外にも殺風景な石の中庭だけで・・。
きっと昔は素敵な中庭だったのでしょうけれど。

毎朝、屋上に生えた植物がユラユラ揺れるのを見ながら
心を落ち着かせた日々・・・
生活の中に緑は必要だと、しみじみ。

 

「旅する茶箱展」
素敵な展示会でした。

 

 

 

ロンドンにて、ひとりごと。

 

流行りだからとかじゃなくて、ですよ。

森の中に小屋作って
そこでお菓子焼きたいんですよね〜
茶色くて渋いお菓子ばかり厳選して焼きたい!笑

 

 

入り浸りなご常連NG!
カフェ好きNG!
カメラ女子男子NG!
お子もNG!(鬼みたいなこと言いますが。。)
電話も繋がらず
住所も伏せる!笑
山の中散歩していてたまたま見つけた人歓迎!
ボーッとしたい人、
人生にちょっと疲れた人、
渋いお菓子と渋いコーヒー飲みたい人限定!
みたいな感じの。笑
そんなお店作りたいんですよね〜

ダメか〜。笑

 


狭い厨房と小さなお店、
自分が大切にしている
巨大化した植物を育てるための大きなコンサバトリーと
暖炉とソファがあればそれで十分、
笑って暮らしていけるわ。

 


そんな生活したいな〜
やっぱりダメか〜〜

 

 


で、こんな感じの魔女みたいなお婆さんになって
いつまでもカッコ良く現役貫き通す・・・
なんてこと、

やっぱりムリか〜〜〜。

 

つづく。

終わりなき旅、

 

一昨日パリから帰国、

翌日からお店に出ているので
パリが夢だったのか
お店で仕事をしているのが夢なのか・・。

 

 



今回 私の展示は特別に作っていただいた
桐の箱に入れたフールセックとデゥミセックが中心でした。

 

数ヶ月前 偶然クリアンにいらしてくださったDUPAS夫妻
そして ご友人のM様
パリでの再会が現実となりました。

韓国から友情出演してくださった茶道家のアンさんが
お薄を点ててくださいました。
夢の様な時間でした。

 

パリジェンヌとパリジャンのお二人。
日本びいきのお二人は
期間中何度もギャラリーにいらしてくださいました。
お菓子もお買い上げいただき・・感激でした。

 

ギャラリーの入り口
すぐそこにセーヌ川が流れており
ポンデザールやポンヌフやエッフェル塔が見えます。

パリの中心にギャラリーがあり、
そのすぐ隣にアパルトマンをお借りしたので
朝と夜のパリを満喫できたのでございます・・・。笑

 

 


相変わらず画像が少なく
ましてや自撮りなどするわけもなく・・。
オープニングレセプションにいらしてくださった
お客様が知らぬ間に撮影してくださった
唯一残った自分の画像。笑

記念なので
ま、いいかな?
で、ちょこっとだけ。笑

 

つづく。。

 

 

旅する茶箱

 

3ヶ月位前、
グループでご来店くださったお客様の中に
フランス人らしき初老の男性がいました。

直感で、パリからいらしたとわかりました。

ちょうどその頃の私はスランプ状態に突入しており
何をしても全く良い案が浮かんでこず
数ヶ月後にパリで展示会を開くことが
とてもプレッシャーになり始めていた頃で・・。

自分の感覚に全く自信が持てず心細くて仕方がない、
なんでもいいから
その方達と少しお話がしたかったんですね。

そうはいっても、
お茶を楽しんでくださっている4人のテーブルに
ドシドシ割り込んで行くわけにもいかず、
なんとなくふわっと、あわよくばな感じで(笑)
最後のオーダーの品をお持ちしたのでした。

すると・・その中の東洋人らしき女性が
私の洋服の色が好きだと話しかけてくださり
念願叶って彼らとパリの話を少しだけ。

ちょうど20年前、
縁があってパリで洋菓子の勉強をした事など・・
昔の話も少しだけ。

「パティシエと言うとね、サダハル・アオキを思い出すの
彼は独身の頃ずっとうちの主人のアパルトマンで暮らしていてね・・」

彼女から青木さんの名前がとびだし、びっくり!
20年前私がパリでお世話になったのは
まさしく!サダハル・アオキだったからです。

 

世間は狭い、
そしてそして、みんな繋がっているんですよね。

彼女たちとパリでの再会を約束。
多分一生忘れない出来事が起こった日でした・・。

 

 

 

いつのまにか旅する事が一番の趣味となりました。
休みができると ちょこちょこ旅に出るので
周りの皆さんはなんとなく暗黙の了解的な・・笑

でも、なにか今回は違う?
北のほうにある国が不安定だからもあるのでしょうか?
友達やお客様が顔を見に来たとわざわざ訪ねてきてくれたり
お護りをくださったり。涙。

カフェを目指して頑張っている
ユウ君も手作りベアーを作ってくれました。
小さな声で「Cついてるんです・・」って呟く彼。

言葉足らずな彼には詳しい説明などない。
けど、心を込めて作ってくれたのだろうな〜なんて
またまた勝手に想像、、、そして涙。

 

みなさんの優しさに心がキュンとなりました。
ありがとうございます。

では、クリアン代表してパリ行ってきます!

 

 

 

フールセック・ドゥミセック

 

パリの展示会が近づいています。

お菓子の内容はもちろん、
容器のデザインやタグの色目や紙の質感や紐の素材や・・
この一年、頭の中で練りに練り、考えに考えた集大成が
この数日で全て形になって現れる。

ものすごく怖いけど、、、、、、、、、、
楽しみだ。

 

 

素朴な日本の、
特に自分が暮らしている奈良の食材について色々勉強しました。
山に住む先輩たちにも色んな事を教わりました。

画像は榧の実。
宇陀に住む老夫婦が大切に育ててくれた貴重な実です。
この他、山椒、柚子、落花生、松の実、胡桃に小麦に稲にお茶に・・
厳選した材料がたくさん集まりました。
みなさん、ありがとうございます。

全て焼き菓子に変身させてパリにもっていきます!

 

そして明日は早朝スパルタ英会話の日、
特殊なお菓子の説明ができるよう
気合い入れなおしてがんばろう。

 

フェルナンドの描く女性の様な・・

 

脳みそフル回転。

なんとか動かしている左脳だけでも大変なのに、
ここのところ錆び付いていた右脳まで
必死で動かしておりまして・・

疲れすぎて
どんなに蒸し暑い熱帯夜であろうとも
爆睡できるんですよね、

そしてまたまた巡ってくる
明日は週に一度の英会話教室。

受験以来のこの感じ?
10月になれば解放されると信じ頑張ろう〜

そういえば・・
Kちゃんの早朝英文メールも
やっと違和感なくなった。

けど、
これみてわざわざメールせんといてね、マジで。笑

 

 

 

パティシエのマイちゃんが住む
西吉野の山の上で育ったシャインマスカット!

ここ数年 夏になるとマイちゃんは
朝取りのマスカットを農園で受け取って出勤してくれます。
ありがたいです。

五條産の卵や小麦粉で作ったタルトの上に
これでもか〜!ってくらいのマスカット。
「ボテロ」という名で
ショーケースに並んでおります。

一足お先に、インスタグラムでおしらせを・・

早速「まってました〜!」のコメントいただき
嬉しい限りでございます。。
ご来店お待ちしております。。。

Un Jour Particulier

 

 

 

 

昨日は芦屋にある素敵なファブリックのお店
Ditty Workshopさん で
PIERRE FREY ニューコレクションのお披露目会があり
お菓子をお届けさせていただきました。

どこもかしこも!相変わらず本当に素敵な店内!!!
こんなの、誰にも真似できないですよね〜

パリから来日されたマシューさんのお話をお聞きしながら
楽しい時間は刻々と流れて行き・・・
厚かましく最後まで参加させていただくことに!

お店の雰囲気だとか、香りだとか、
オーナーとの楽しい会話だとか、
心のこもった接客・・。

ここ数年で
スマホがあればなんだってできちゃう時代になりましたが
どんなに時代が進んでも
絶対に変えてはいけないものもあるよな〜
なんて、しみじみ感じた一日でした。

 

それにしてもそれにしても・・・
Ditty さん美しすぎる〜〜
本当に女優さんの様でした!

そして!マシューさんからの花束!
こんな大きな花束はじめて見ました〜!!

素敵すぎます!!!

 

Dittyさん色々お気遣いいただき
ありがとうございました!

 

 

明日は母の日。

 

ギョッギョギョ〜〜〜!(さかな君風に、)

なんと〜
明日は母の日ではないか〜〜
この間ゴールデンウィークやったよなぁ・・
今年は本当に時間が経つの早いなぁ・・・
さて今年は、母に何プレゼントしよう?

ケーキの食べ過ぎで
糖尿病寸前(本人は違うと言い張るが、)の
母へのプレゼント
毎年ケーキにするのどうなんだろう?と思いつつ
何も用意していないので
今年も仕事が終わったら
デコレーション作ることにします。

 

尚、明日店頭には生菓子焼き菓子共に
母の日のケーキが色々並ぶ予定です!

 

 

樹木希林似の母つながりで選んだPIC。
キキさんに申し訳ないですが、母とそっくり!

確か・・私が小学生までは
一丁目の佐久間良子と言われ続けていた母・・

なのになのに、

今や全く面影なし、

 

どこいった〜〜〜〜!