アメージン!

 

毎年同じことを言っていますが

じつは、
お菓子屋は3月が一番忙しい。

特に今年は
秋に一大イベントを控えており(個人的な、)
いろいろ考えると
じっとしていられないのでありまして。。

お菓子研究室室長、
本日も厨房にこもってお菓子の研究を!

山で暮らす先輩からいただいた
実やら何やらかやら・・
香ばしく焼いてみたいと思います。

 

 

 

先日、
宮崎からの帰り道
福岡めがけて車を走らせていたら・・・

阿蘇ですごいものと遭遇しました!

柘植アートといいますか・・
無数のトピアリーが〜!!!

「ちょ、ちょっとだけ車止めて、、」
あまりの凄さ(異様さ)に
画像を残さねば!と(焦、)

インパクトありすぎて
数時間前、
高千穂峡が素晴らしすぎて
泣きかけたことも、
わざわざ立ち寄った黒川温泉の
露天風呂のことも、
昨夜の夜神楽のことも
一瞬にして
ぶっ飛んでしまったのでございました。。

「トピアリー、いったい何百体あるんやろ?」
小声で呟いたつもりが・・・
N氏がチャチャっと調べてくれて

「700体やって〜すごいな、
やっぱり有名みたい」

、、、、、

いらん情報、、、、笑

 

勝手に想像して、
もうちょっと楽しみたかったのに〜

 

さ、

仕事しょ。

 

つづく・・・。

アマテラス・・・

 

 

仕事を兼ねて

ちょこっと宮崎まで・・・

 

 

 

そして
ちょこっと高千穂によりみち。笑

風の吹くまま気の向くまま
計画しない旅が好きなんですが・・

が、
まさか〜!のハプニング!!
高千穂峡のボート乗り場で
いきなりオールを
私に委ねると告げられて・・・
(どう考えても私より力あるでしょ??ってNさんが、
写真班に徹したいと言うもので仕方なく引き受けた)

毎朝シュー焼いてるんやし
腕の力には自信あるぞ!とトライしてみましたが・・
まーーー
なんともどんぐさいのでございますよ(!)
とにかく左腕と両膝が
全くゆうこと聞いてくれず
もうちょっとで滝壺に入ってしまいそうになり(本当です)

そのうえ超苦手なカモが
数十羽群がってボートの側を離れず
オールが鴨の頭にコンと当たって死んだらどうしよう・・と、
想像するだけでオールを漕げず、、、
チマチマしていると勝手に滝壺に進んでいくし、、
私の後ろで震えながらボートに乗っていた
自称カナヅチの先輩も怖い怖いと騒ぎ出すし・・・
私だって怖いし気持ち悪いしで
散々な目に。

 

来週約束していた鴨蕎麦ツアーおあずけ・・・
、、、ムリです、当分鴨蕎麦ムリですので、、。

 

クリアン・バドミントン同好会会長、
これではアカンやろ!ってことで
筋肉増強するために
チョイベジから脱出することを決意しました!
少しはお肉(鴨以外)を食べて
もっと体を動かそうかと思っておる次第・・・

 

それにしてもそれにしても
神秘的な場所でした・・

 

つづく。

 

 

グラナダチョコラータ

 

今年は雪のヴァレンタインデーとなるのでしょうか。。。

 

 

 

グラナダで買った寄木細工のトレーにボンボンショコラ・・

フランスの繊細なのも ベルギーのトラディショナルなのも

イタリアのプラリネたっぷりなのも

スイスのも、オーストリアのも・・・

ショコラは全て好きだけど

大らかで気取りのない

素朴で無添加なスペインのチョコラーテも好きだ、

好きだ、好きだ、好きだ、、、

 

月と太陽

 

新婚旅行で行きたかったスペイン

一生に一度のことなのに
「お店を休めない」と
B型のシェフがA型みたいな理由で岩のように動かず、、

「沖縄に行こうよ!」と
そんなに乗り気でもない場所に
強制連行された。笑

沖縄、、、それはそれで素敵でしたが
お菓子の世界で生きているのだから
最後に一度だけヨーロッパに行きたかった。
どうせ日本どまりなら、北海道の方が良かった。
(これから結婚される男子の皆様、、
数年経ってもこんな風に覚えているものなので
彼女の言うこと聞いてあげてくださいね、)

 

人生は皮肉というかなんというか・・・
まさかまさか、こんな風に仕事を兼ねて
ちょこちょこヨーロッパを旅するとは思わなかった。

だけど、今度は、
一緒に行きたかったシェフがいない。

何かが満たされると必ず何かが無くなる。

何かが無くなると代わりに何かが満たされる?
先に何かが無くなると、半分も満たされはしない。

神様は必ず二物を与えては下さらない。

何不自由ない幸せな生活を与えられたなら・・
きっと私は
それが当たり前になって、
色んなことに感謝の気持ちが薄れて、
自己中心的な思考に気づくこともなく、
単調な毎日だと、
不服を言って暮らしていたかもしれない。

 

いつも何か足りなくて 、
いつも寂しさと戦っているけれど
決してそれは私だけではないだろうし。

健康に恵まれ人に恵まれている自分は幸せだな、
それがわかっただけでも幸せだったな、
などと・・

飛行機の中で、いろいろ、いろいろ、、笑

 

IMG_6341
スペイン アンダルシア
ピカソが生まれたマラガにある小さな町 ロンダ
この地に住み始めたのはケルト人なんだそうで・・

どうりで、不思議な町だった。

大らかな人々と青い海と赤いワインと白い壁の家・・・

この次生まれてくる時はこんな場所がいいな。

 

つづく。

 

 

光と影

 

バルセロナからバスに乗って
次の村に到着するまでの7時間、

どこまで走っても、どこまで走っても、
なだらかな山いっぱいに
ほんとうに山いっぱいに

果てしなくオリーブ畑が広がっていた・・

いったい、何億本のオリーブの木と遭遇しただろう?

こんなに沢山のオリーブ達をどうやって収穫するのだろう?

想像するだけで気が遠くなるけれど・・
ずっーーーーーーーーと続く風景は
ノスタルジックでポエティックで・・・
全く退屈ではなかった。

境界線もなく、山一面ぎっしりと敷きつめられた
オリーブ畑が数時間続くなんてうそみたい。
日本人なら境界線のオリーブで揉めそうだけど?
そこは大らかなラテン気質
適当に譲り合うのだそうで・・
大きな心、見習いたい。。。

アメージン!スペイン!!

 

IMG_6129

 

 

飛行機の中で「君の名は」をやっと観た。

タイミングを何度も逃して
もういいかなって思ってたやつなんですが。笑

隣に座っていた男性からフューフュー音が聞こえるので
寝息かと思って横を見たら、同じの観て男泣きされておりました。

ハンカチにぎりしめていたのに
じつは私、泣くところまでいきませんでした。

他人と入れ替わったことはないけど
黄昏時に不思議な体験をしたことあるよな〜
現実の自分にも同じようなこと起こってるよな〜
なんて、ほとんど共感。笑

そういえばわたし
不思議な現実の世界で生きているなぁ。。笑

 

今までの自分の人生に起こったことを
アムステルダムまで残りの10時間かけて回想してみた。。。
(多分、そのうち8時間は眠っていた。笑)

向かい風で、
オランダまでなかなか到着しなくて
超暇だったもので。。。笑

 

つづく。

いちどきりの人生ですもの。

 

はた、と。

気付けば1月も20日を超えており・・

あーー!あと11ヶ月もすれば、またクリスマスだぁ〜

あーーー! たすけてくれー(爆、)

精神的にも肉体的にも、

かなりハードだった去年のクリスマス。

まだ、余韻が残っておりまして・・

しかし、メンテナンスに行く時間もなく・・

このままでは無理だとわかりつつ

苦手な仕事を延々続けていたら

数年ぶりに風邪を引いてしまいました。

頭が悪い私は、もう一生風邪ひかないと思ってましたが。

 

しかし☝︎! 本日は1月22日、

風邪を引いている場合ではないのですよ。

 

IMG_5798

 

♪  朝昼晩とがんばる〜  私たちのエスケープ~ 〜
思い立ったが吉日〜 いますぐつれていってぇ〜〜 🎶

 

熟練スタッフ達の完全バックアップのもと

昨夜、事務作業ついに終了!

去年の秋からずっと続いている仕事の波から

やっとやっとやっと解放される〜

しかし、

すぐそこに次の波が迫ってきており・・

・・・・・、

こんなことをしていると(きっと)病気になるので

数日間、異国にて引き籠もりの生活を送ろうかと(笑)

で、

小さな頃からずっと憧れていた海辺の白い村と、

25年ぶりに(!)

大好きな巨匠達が眠っている街を訪ねてみます。

束の間、

仕事を忘れて

好きな音楽いっぱい聴いて

ビタミンを口と皮膚からたっぷり摂って

海を見ながらゆっくり過ごすことにします。

 

あ、

でも、買い付けはします(支離滅裂!!)

 

お楽しみに〜〜〜。

 

一期一会

 

運命的な出会い?

若い時は、結婚相手だとか・・
異性との出会いを
そんな風に言うのだと思っていましたが。笑
少し大人になって
そればかりではないな、と感じはじめて
それからまた一周。笑

大昔、大好きだった遠距離のボーイフレンドだって
それはそれで意味のある運命的な出会いだったのだろうし
遠距離だったからこそ、
大切な女友達と友好関係を深めることができて今に至るのだし、

性別など関係なく、周りの友人を見渡せば
本当に素敵な人とご縁のある幸せな自分だなと、しみじみ。

 

img_5670

 

料理研究家のチエちゃん(左)とカズコさん。

カズコさんは
イタリア トスカーナ州カッラーラでB&Bを経営されています。
バスでイタリアを横断したとき何度か見たことのある
大理石の大きな白い山、
その山こそがカッラーラの象徴なのだそうです。

ぶどう畑でワインを作り、
最近は蜂蜜も収穫されているそうです。
お土産に栗の木の蜂蜜をいただいたのですが
風味がすごくて濃厚で少し苦味もあり・・・
こんな美味しい蜂蜜食べたことがない!!!

「冬にいらしてください、でも夏もいいかな?
両方味わってほしいから何度もいらしてください。
このまえ、偶然素敵な海岸をみつけたんですよ。
鄙びた感じがまたいいの。いろんな場所に行きましょう。」

すぐにでも行きたい!笑

日本からイタリアに嫁がれ一人でB&Bを経営するなんてこと
並大抵の努力ではないとおもいます。

「これなら自分でなんとかなると思った。」
サラッと話された瞳はキラキラと輝いており・・・
両足でしっかりと地面を踏みしめ
苦も楽もある人生を大いに楽しみ
そして、
周りの人を幸せにする力のある人だと思いました。

凄い!

 

イタリア語、もう少し話せるようになったら必ず訪ねて行きます。
ぶどう畑のお手伝いやお料理もお手伝いしたい。

大好きなチエちゃんが繋いでくれた素敵な出会いを
ずっと大切にします。

 

チエちゃん ありがとう。

 

 

幻のシュトゥットガルト

 

はい、
焼けましたよ〜!

 

 

img_5128

 

第二弾!
今年最後のシュトレンが本日より店頭に並びます。
抱かえているのは Sサイズ 900yen
この他ほぼ倍量の Lサイズ 1800yen があります

たぶん。。。
シェフがいたら絶対に行かせてはもらえなかった
クリスマス時期のフランス、ドイツ、オーストリア、ベルギー、チェコ・・・
リュックを背に、なんと3度お邪魔しました。

けど、行っといて良かった
今はこの経験が自分の財産です(シェフありがとー)

ヨーロッパの地方菓子を作りたければ
そのお菓子の旬に現地に出向くべし!
絶対わからない空気感や匂いがありますからね。
シュトレンはクリスマスに食べるドイツのお菓子ですが
私はアルザス地方のものが好きです。

数年かけて徹底的に食べ尽くし、この風味にたどり着きました。

たかが、シュトレン・・
されどもされども、、シュトレン・・・で、あります。

はい。

 

img_0771
世界最大のクリスマスマルシェが開かれているシュトゥットガルト
マルシェの数もすごいですが、視界に入る全てが本当に素敵です。
ホットワインの香りとソーセージを焼く香りが漂って・・・

あ〜、思い出した〜行きたい〜!

PICは・・
シュトゥットガルト、いやドイツで一番(!)かっこよかった
くるみ割り人形屋のお兄さん。
あまりのかっこよさに、帰り際パティシエのmちゃんと
もう一度見に行ったくらいかっこよかった。
残念ながら・・写真写りが悪いんですね〜彼
本物は、この100倍!かっこいい。
(2年後、同じ場所で運命の再会を果たしました〜)

 

正統派が好きです。。。(関係ないですか、、恥)

 

あ、、
シュトレンの話でしたね、、、
お電話でのご注文も承っております!

 

パトリックブランも真っ青の、、、

 

ゲ、

今日って、10月25日〜〜?

クリスマスのサンプル撮影やら、
なにやらかやらと
地味な作業をコツコツ・・

おまけに来年のイベントの打ち合わせとか
なにやらかやらと
地道な作業をコツコツコツ・・・

ザクッザクッっと、
あっという間に時間が過ぎていくんだよなぁ〜。

 

img_3797

 

10月初めの台湾
逆に、もうずーっと昔のことみたい。笑
朝 、ホテルでAちゃんがお薄を点ててくれた。
そしたら、とらやの羊羹持ってるよ!ってKさん。
素敵すぎる茶人達。
旅先でさらっとお茶点てられる人になりたい・・。

 


img_3896-1

 

ツートンルーにてお茶を楽しんでおられた皆さん、
qちゃんも言ってましたが
ホウ・シャオシェン監督の映画のワンシーンのようでした。

 

 

img_4004

 

お目当の茶藝館に行く途中、凄いのみつけた。

奥でY下T郎系おじさんが座り込んで何かしていましたが
怖くてこれ以上近寄れず(全容を写真に収められず)残念!
隣にいたジェームズさんに何のお店か聞いてみたけど
ニコニコ笑ってるだけでした。 うまくかわされた?

この建物、
すべて植物で覆われてるんですよ。
本当にお見事!

フランスのアーティスト兼植物学者のアノ方も
もしや、これ見てインスピレーション湧いてきた?

とか、ね。

 

 

 

京都→台北→Paris

 

アール・デコを語らせたら
1日中話していられる友人おりますが

「お茶の話なら一睡もせず何日でも話せますよ。」くらい、
(本人達が言ったわけではないですが、)

深く深くお茶を愛しておられる
茶人達のサロンを巡りお茶談義、

緑茶、岩茶、普洱茶、
700年ものの木から採れた
超貴重なお茶までお相伴にあずかり
この経験こそが超貴重だと胸が熱くなった次第。

連日、美味しい台湾料理を目一杯頂き
それ以外、殆どの時間お茶を頂いておりましたところ・・
喉の奥がなんとなく苦くなりはじめ?
消化器系の弱い私は
日本に帰ったら即入院?・・(覚悟しておりましたが。笑)
これが、反対にいつも以上に元気になったんですよね〜

アメーーージン! 台湾!!

 

img_3925
簡先生のサロンにお邪魔し
お茶農家から届いた秋のお茶のテイスティングさせていただきました。
先生とは4ヶ月ぶり。
京都でお会いした時は気が張り詰めておられましたが
この日はゆったりムード。

それにしても台湾の方はみなさん穏やかですね、
物静かで情熱的で、そしてストイック!
小さな声で囁くようにお茶の良し悪しを説明してくださいました。
ほんと、繊細で深いです。

 

img_3701

台風心配でしたが
メンバーのなかに自称超晴れ女が2名おりまして
おかげさまでずっと晴天の台北でした。

 

img_4025
お茶を知らずしてお菓子など作れるはずもなし、

来年に向けて・・
私にとってとてもとても大切にしたい
小さなプロジェクトが動き始めました。

もしこれを受けずに進んだとしたら・・
一生後悔するだろうと直感で。

しかし、怖くて仕方がない。

克服するには日々勉強、これしかないですね。

おまけに英語、なんとかしないとやばいです。
イタリア語習っている場合じゃないですよ、ほんとに。

 

泣けてくるくらい綺麗な台湾の木々たちのお話は
また後日にでも。。。

 

つづく